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2020.02.21 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 中村 英泰さん

キャリコンとして独立した直後は、どんな仕事をされてきましたか?

独立と言えば聞こえは良いですが、キャリコンとしての仕事がゼロに近い状態で、企画を作って営業するなど 必死に仕事を探しましたね。
そんな中、最初の仕事は、先輩のキャリコンから、先輩が持っている職業訓練校の授業を1コマ頂いたのが最初の仕事でした。

今振り返れば、通勤時間や交通費などを考えると、とても効率の悪い仕事でした。
ただ、その仕事をさせてもらったおかげで、自信を持つことができました。
やってよかったと思っています。今でもその先輩には感謝の念でいっぱいです。

キャリコンとしての現在の活動を教えてください?

法人を設立して「キャリアコンサルティングがインフラになる社会」を目指して活動しています。
BtoBの取引を中心に、キャリコンの資格取得の為の勉強会やキャリコンとして自立を目指す人たちに向けた定期の勉強会も開催しています。

最近は、私が7年掛けて体系化したキャリコンを仕事に繋げるための【面談から把握できた組織の課題にアプローチして解決できるスキル】を勉強する会も開催しています。

キャリコンとして活動する中で意識していることは何ですか?

意識している事として、大きくは2つあります。
1つは【常にキャリア的視点で物事を捉える習慣】です。
もう1つは【キャリコンをインフラとするために、知識や経験を自分だけのものとするのではなく仲間の間で共有する=オープンソースの考え方】です。

オープンソースと言うのは、キャリコン経験の浅い仲間に、私の研修や商談に同行してもらいロールとして参考にしてもらう機会を設けたり、研修で使用する資料なども自由に使える機会も提供しています。

そこには、これまでの経験を振り返ったときに、自身が伴走者が居てくれたことでずいぶんと助かった経験に基づいています。

技能士の2級をお持ちですが、業務等でなにか違いを感じますか?

技能士の2級を持っていると、キャリコンの方達からは、魅力的に見られるようで「凄いですね」などの言葉を頂きます。

一方、クライアント(法人の担当や面談対象の方)からは「何で、キャリコンの資格を2つ持っているの?」と聞かれます。
キャリコンでない方達からすると違いがわからないようです。

私の認識では、これは業界内の拘りであって、一般的には、“どちらでも良いこと”だと感じています。

重要なのは、違いがどうかよりも「キャリアコンサルティング」であれ「面談」であれ、その本質と重要性、また効果を状況に応じて言語化し提言することだと思います。

キャリアコン有資格者の増加に合わせて、その認知と市場が広がらない背景には、「標準レベルか?技能士2級なのか?」の様に我々の拘りが影響しているとも感じています。

SNSにも力を入れておられるようですが、どのようにSNSを活用されていますか?

今は、facebook・Twitter・YouTubeを通じて“キャリア的視点に立った情報”を発信しています。
多くの方にとって、より身近な言葉になればとの思いで「世の中の動きをキャリア的視点で捉えた内容」を発信しています。

読んで貰えたら「あっ、なるほど!」って感じて頂けると思います。
多くの方が情報発信できる時代になり、他のキャリコンの方々が動かれていることも耳にします。

今後は、全国のキャリコン同士がもっと広く繋がれる、きゃりぽの様な仕組みが重要になってくると思います。

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